ホウオウボクに芋虫発生

内地では、あまり見かけない木かもしれませんが、鳳凰木と言う木があります。

沖縄では街路樹などとして、よく植えられています。その木が、我が家の庭にも植わっています。

植えられて20年は経っているらく、かなりの大木です。

葉っぱがたくさん茂るので、日差しの強い沖縄では、木陰を提供してくれるありがたい木です。

ちよっと毒々しいですが、朱色の花が南国沖縄にはぴったりです。

我が家の鳳凰木は、一度も花を咲かせたことがないらしい…

ある日、道を走っていたら、数日前まで青々とした葉っぱと朱色の花がキレイだった鳳凰木が、葉っぱが無くなり黄土色の細い枝と花だけになっていて、どうしたのかと思っていました。

それから数日、我が家の鳳凰木も一部同じ様になり、地面に濃い緑の小さな固まりが無数にあるではありませんか!

これは、もしや…

そういえば、蜂もブンブン飛び回っていました。

柄の長いのこぎりで、切り落として見るといっぱい居ました。

イモムシ君です。

このイモムシは、ホウオウボククチバと言うガの幼虫です。

毒はないみたいですが、大量発生してキモチが悪く、動きも早くて、時々部屋の中まで入ってしまったりするので、嫌われています。

蜂はこのイモムシをエサにしていたようです。

枝を切り始めて2時間半。

大量の汗です。もはや汗のレベルではない気がします。

雨に濡れた様な状態です。

目にまで汗が入ってしみます(悲)

それでも、何とか剪定しました。

腕も首も腰もパンパンです。

この鳳凰木、ブーゲンビリアと同じで、引っ越してきた時に、ほぼ葉っぱ無し状態までパパと剪定していたはずなのですが…

あれから4ヶ月でワサワサとなり、それを朝の9時から一人で剪定していたので熱中症で死ぬかと思いました。

普段なら一気に500mlの飲み物なんて飲めませんが、この時ばかりは余裕でした。

まだ飲めそうです。

下を向くとさすがに逆流しそうになりましたが、何とか熱中症にならずにがんばりました。

剪定中に、ノコギリの振動で上から何匹も落ちてくるイモムシにも耐え、切った枝も1か所に処理し、ホントにがんばりました。

作業中、つば広ネット帽をかぶっていたおかげで、イモムシ君の付着にも怯える事なく、(顔の前のネットを這っていたのに気付いた時は、あまり気分のいいものではなかったですが)本日の作業終了です。

あ〜、疲れた。

話は鳳凰木からそれてしまいますが、今日の作業でも大活躍だったつば広帽子。

これがないと、田舎暮らしはできません!

汗でビショビショになっても、手洗いすればすぐ乾くし、日除けにも蚊にも、イモムシにも対応してくれるすぐれものです。

今回は、通り道になっている所に張りだしている枝を剪定しただけなので、また元気になったら残りをしようかな…

今日の剪定で、イモムシ被害が無くなればもうしなくていいのに…

しばらく様子をみようかな…

明日動けるかな…

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